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Wi-Fi中継器バッファロー「WEX-733DHP/N」のレビューを行います。
「Wi-Fi中継器」とは家庭内で電波の届きにくい部屋へ電波を届けるための中継器になります。
電波は間取りやコンクリート・ドアなどの様々な条件により届きにくく不安定になる場合があります。
ポチ美
今回はBUFFALO製のWi-Fi中継器「WEX-733DHP/N」を購入したので、開封・設置・設置前後の速度の変化(パソコン・スマホ)などを紹介していきたいと思います。
「WEX-733DHP/N」の特徴
我が家ではリビングにルーターを置いてそこから無線で電波を飛ばして各部屋でパソコンやスマホを利用しています。
ちなみに使用しているルーターは J:COMの「HUMAX HG100R-02JG」です。
Wi-Fi中継器を探すにあたり下記の3つの項目について当てはまる製品を選びました。
ポイント
- 値段が安くてコンパクト
- コンセントに直挿し可能
- LANポートは不要
とにかくコンセントに直挿し出来てコンパクトな製品が欲しかったので、Amazon無線・有線LAN中継器の売れ筋ランキングを参考にしてランキング2位の2,980円で販売されている「WEX-733DHP/N」に決めました。
コンパクトな「WEX-733DHP/N」は簡単中継で安定通信
コンセントに直挿しでも上のポートを塞がない設計
家じゅう隅々まで電波が届く
さらに速くハイパワーに
他社ルーター接続もSSID変更不要
充実したサポート体制
「WEX-733DHP/N」と「WEX-733DHP」の違いは?
「WEX-733DHP/N」で検索すると「WEX-733DHP」ばかりが結果に表れますが、この両機器の違いを調べてみました。
どうやら「WEX-733DHP/N」は簡易パッケージ版という事で、両機器は同じものです。
ポチ美
「WEX-733DHP/N」開封
今回はAmazonで「WEX-733DHP/N」を購入しました、翌日に届いたのですがパッケージはシンプルそのものです(笑)。
パッケージを開封してみると本体が1個と取り扱い説明書が同封されていました。
ポチ美
各部の名称とはたらき
ランプやボタンが合計7つありますが、各部の名称とはたらきを紹介します。
- パワーランプ
- 親機接続ランプ
- 子機接続ランプ
- WPSランプ
- WPSボタン
- RESETボタン
- 5GHz/2.4GHzスイッチ
①パワーランプ
点灯(橙):電源ONで親機との接続設定を行っていない時
点灯(緑):電源ONで親機と接続設定済みの時
点滅(緑):システム起動中、または初期化中
点滅(橙):ファームウェア更新中
消灯:電源OFF時、およびランプ消灯設定時
②親機接続ランプ
このランプは親機との無線接続に使用している通信状態によって点灯・点滅します。
遅い点滅(緑):親機との通信状態が良好ではないが通信可能な時
速い点灯(緑):親機との通信状態が悪い時
消灯:親機と接続していない時、およびランプ消灯設定時
③子機接続ランプ
消灯:パソコン等の機器が本製品に無線接続していない時、およびランプ消灯設定時
④WPSランプ
2回周期で点灯(緑):WPS待ち受け状態
速い点灯(緑):WPSに失敗した時
消灯:WPSを使用していない時
無線LAN端末(スマホ・パソコンなど)と無線ルーターをボタン1つで簡単に設定するための仕組み。
⑤WPSボタン
WPS設定やランプの消灯・点灯を行うボタンで、ボタンを押す間隔により動作が異なります。
ランプの消灯・点灯⇒1回押す
WPSの開始⇒約2秒間長押し
※WPS中または設定初期化中はWPSボタンは無効。
※電源ON/OFFを行ってもランプの消灯・点灯は保持されます。
⑥RESETボタン
2秒間押し続けるとパワーランプが点滅します、パワーランプが橙色に点灯したら本製品の設定が出荷時状態にリセットされます。
⑦5GHz/2.4GHzスイッチ
本製品と親機との無線接続に使用する帯域を設定します。
5GHz | 親機との接続を5GHzで行います。親機が5GHzを使用できない時は無線接続できません。 |
---|---|
2.4GHz | 親機との接続を2.4GHzで行います。親機が2.4GHzを使用できない時は無線接続できません。 |
※親機との接続設定行った後にスイッチを切り替えた場合、親機との接続が切断されます。親機との通信鯛帯域を変更しる場合はスイッチを切り替えた後にRESETボタンを押して初期化してから接続設定を行う必要があります。
2.4GHz帯・5GHz帯の違い
5GHz | 電波干渉は少ないが障害物に弱い。 |
---|---|
2.4GHz | 周波数が低く電波が遠くまで届きやすいが家電やマウス・Bluetoothなどと干渉して電波が弱まる。 |
「WEX-733DHP/N」の設定方法
ここでは「WEX-733DHP/N」と親機の設定方法を紹介します、設定方法は親機ルーターにWPS機能があるかないかで違ってきます。
WPSに対応⇒WPS接続
WPSに非対応⇒手動接続
ポチ美
ルーターを確認してみると機器の上にWPSボタンがありました。
ポチ美
「WEX-733DHP/N」を親機に接続する
最初に5GHz/2.4GHzスイッチを「2.4GHz」にして親機近くのコンセントに差し込みます、約1分後に一番上のパワーランプが橙色に点灯するのを確認しましょう。
次に本製品右上のWPSボタンを2秒間押し続けます、すると一番下のWPSランプが緑色の点滅を行います。
続いて親機ルーターのWPSボタン又はASOOボタンを押してWPS接続を開始します。
このまま約2分間待って「親機接続ランプ」と「WPSランプ」が点灯すれば接続完了です。※「WPSランプ」は5分間点灯した後に消灯します。
「WEX-733DHP/N」を電波の届きにくい部屋のコンセントに設置
「WEX-733DHP/N」をいったんコンセントから外し、設置する部屋のコンセントに差し込みます。
ここでの注意点として親機の電波の届かない場所は設置しても利用できません、親機の電波が十分届く場所に本製品を設置しましょう。
- 「親機接続ランプ」が点灯
親機との通信は良好。
- 「親機接続ランプ」がゆっくり点滅
親機との通信は可能な状態。
- 「親機接続ランプ」が速く点滅
親機との通信状態が悪い。
- 「親機接続ランプ」が消灯
親機の電波が届いていない。
パソコンやスマホを「WEX-733DHP/N」に接続する
最後にパソコンやスマホと「WEX-733DHP/N」の接続を行いますが、3番目の「子機接続ランプ」が緑色に点灯していれば接続完了です。
自分の場合は自動でパソコンのWi-Fiに接続していました。
設置前後の速度の変化
「WEX-733DHP/N」設置前後の速度の変化をチェックしてみました。
ちなみに親機と「WEX-733DHP/N」は玄関を挟んで隣同士の部屋に設置しています。※コンクリートの壁2枚あり。
設置前 | 前設置後 | |
---|---|---|
パソコン | 3.7Mbps | 9.6Mbps |
スマホ (iPhone 7) | 12Mbps | 18Mbps |
スマホ (Galaxy A20) | 6.4Mbps | 16Mbps |
全ての端末で速度が上がりましたが稀に接続が不安定になる場合があります、これは仕方がないですね。
ポチ美
消費電力はどれくらいかかるの?
「WEX-733DHP/N」を使えば速度がアップするのは分かりましたが、消費電力はどれくらいかかるのか疑問に思いました。
ポチ美
Amazonの商品説明ページでは最大消費電力は4.4Wと記載されていました、1年間フルに利用した場合は1日約3円弱で1年間で約1,000円です。
ポチ美
追記:ワットモニターを購入したので正確な消費電力を計ってみました。
結果は2.2Wとなりました、年間電気代に換算すると520円とかなり安いですね。
最後に
最後に「WEX-733DHP/N」のメリットとデメリットを挙げておきます。
- 本体が小さく場所を取らない
- コンセントに直挿し出来る
- 次世代高速Wi-Fi規格11acに対応
- iPhoneX/iPhoneXSシリーズ動作確認済み
- 手動設定が複雑
- 速度が大幅に上がる訳ではない
自分の場合ではパソコンのWi-Fiアンテナ強度が設置前は4本中1.2本でしたが設置後はフルになりました。
またiPhoneの場合もアンテナはフルになりましたがGalaxyでは2本とあまり増えませんでした。
ポチ美
これは自分にだけ当てはまるのかどうか分かりませんが「WEX-733DHP/N」をなるべく高い位置のコンセントに差し込んだ方が電波強度が良い気がしました。
自分は今現在エアコン用のコンセントに差して使っています。